MATSUKI CO.,LTD.

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2019AW MILANO UNICA REPORT

先日行われたMILANO UNICA(生地の展示会)へ行って参りました。
ミラノの気温は日中こそ30°前後ありますが湿気がそれほどなく朝夜は25度を下回るので日本に比べると非常に過ごしやすかったです。帰国してから1週間ほど経ちますが日本の気温と湿度にまだ体が対応できていません。
今回は19年の秋冬物ということですが、この展示会がシーズン最初の展示会なので参加者は生地の動向を見逃さないよう真剣な眼差しで各ブースをチェックしていました。

 

さて、19年秋冬の動向ですがやはり“英国調”というキーワードは外せなさそうです。2,3年前からトレンドになっていますが、その流れは続きそうでイタリアのテキスタイルメーカーでもほとんどが英国調の打ち出しをしており、グレンチェック、ヘリンボーン、キャバルリーツイルといったクラシカルな柄が前回からさらに増えていました。
また、ツイード素材、起毛素材で大柄の千鳥、グレンチエック、ガンクラブチェックでの提案が多く見られ、前回よりもコートに対応したデザインが増えている印象です。色味としては相変わらずブラウン、ベージュ系が数多く見られますがグリーン、マスタード系の素材も各メーカーから打ち出されていました。トレンドである“ビンテージ”“レトロ”感を醸し出すにはもってこいの色なので上記のような色が増えていくのは当然かもしれません。

 

これから19年秋冬ものを企画してまいりますが、上記のようなトレンドを上手く日本人に合うように落とし込んで提案できるように努めたいと思います!!